【生活関連サービス業】公共料金・請求処理の効率化で運用負荷を大幅削減!
株式会社白洋舎様は、1906(明治39)年に創業し、翌年、日本で初めてドライクリーニングを開発。以来、一般家庭向けの衣類のクリーニングはもちろん、企業向けのリネンサプライやユニフォームレンタル、ビルメンテナンスなど、生活環境にかかわる幅広い分野で成長を遂げてきた。東京に本社機能を有し、全国に13事業所、17工場、281店舗(直営170ヶ所、フランチャイズ111ヶ所)のネットワークを展開する。その中で、多数の拠点における公共料金の支払業務に多大な時間と手間がかかるなどの課題があった。特にバックヤード部門の業務効率化と、社会的な要請が高まるサステナビリティへの対応が急務となる中で、公共料金の一括請求サービス「OneVoice公共」を導入。その背景や導入効果について伺った。
導入前の課題
- 公共料金の請求書が拠点ごとにバラバラに届き、支払業務の負荷が大きい
- 経理部門の省人化を求められる中、拠点ごとの経費精算等の管理に人手や時間がかかる
- 紙の請求書で対応していたため、支払い漏れや紛失等のヒューマンエラーが発生
- 不採算店舗の閉鎖や移転時における公共料金の契約管理が煩雑
- 拠点ごとのエネルギー使用量の集計に多大な工数がかかる
導入後の効果
公共料金を中心とした請求書処理にかかる時間と手間の業務効率化に成功
- 公共料金(電気・ガス・水道料金)の請求書が1枚にまとまり、支払業務が大幅に軽減
- ポータルサイトからデータ抽出することで、利用内容の確認や管理が楽に
- ペーパーレス化によりヒューマンエラーの低減を実現
- 店舗出退店時の担当者の業務工数の削減に成功
- 拠点ごとにエネルギー使用量がデータ化され、CO₂排出量算定が容易に
OneVoice公共の導入で、公共料金を中心とした請求書処理の効率化に、大きなメリットがもたらされた。
漆野氏は、「導入前は公共料金の請求書処理だけでも煩雑な作業でしたが、OneVoice公共導入後は、ポータルサイトから毎月データをダウンロードするだけで済むようになり、精神的な負担も減りました。」と、その効果を語る。さらに、「インボイス制度や電子帳簿保存法など外部環境の変化に伴う法令対応業務も効率化されました。少ない人数でカバーしなければならない総務部にとって、この効率化は本当に助かります。」と、サービス導入の相乗効果と、人員不足への対応という側面についても言及する。
村辺氏も、「拠点ごとに請求書データが集約されるので、部門別の採算性を重視している自社の運用にマッチし、管理の負担が軽減されました。」と管理面のメリットを強調する。また、「紙の請求書がなくなったことで紛失したり、支払いを忘れてしまったりといったヒューマンエラーのリスクが大幅に減少しました。確認やチェックにかかっていた時間も減り、安心して業務に取り組めるようになりました。人的ミスが減ったことは、信頼性向上という点でも非常に大きいです。」と、エラー削減による安心感と信頼性向上についても話す。
こうしたバックヤード業務の効率化は、単に作業時間が減るだけでなく、中期経営計画で掲げる「成長分野(リネンサプライ・ユニフォームレンタル)の強化」や「店舗ネットワークの最適化」といった、より戦略的な活動に人員や時間を振り向けられるようになった、という側面もあると言える。
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名称 | 株式会社白洋舎 |
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業種 | 生活関連サービス業,娯楽業 |
従業員規模 | 1000~4999人 |
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