導入事例

【金融業】公共料金支払い等経費処理業務の本部集約により、営業活動に注力できる環境整備に貢献

株式会社広島銀行様は、 “ひろぎんホールディングス”傘下の地方銀行で、主に広島県、山口県、岡山県、愛媛県の4県を営業基盤とし151の営業店を持つ。“幅広いサービスを通じて、地域社会と共に、「未来を、ひろげる。」“をパーパスに掲げ、地域から「ひろぎん」の通称で親しまれている。経費精算は原則としてそれぞれの営業店の庶務係で処理していたが、経費の事務処理業務の省力化を図るために、2019年4月より銀行内の全部店の経費処理を本部の総務課に集約した。インボイスの公共料金一括請求サービス「OneVoice公共」の導入も、省力化施策の一環である。今回、導入目的や経緯、導入効果についてお話をうかがった。
導入前の課題
  • 業務効率化と生産性向上のため、営業店から経費の事務処理作業を削減する
  • 特に毎月ランダムに発生する公共料金の支払業務をまとめる
  • 公共料金特有の紙証憑(しょうひょう)に関わる業務負荷や事務コストを削減する
  • CO₂排出量算定に必要なエネルギー使用量など、対外的な報告書作成に必要なデータ収集を簡便化する
  • 管理部門の立場から、グループ全体の生産性や企業価値向上に貢献する

導入後の効果

狙い通り効率化とコスト削減に寄与、時系列で追える明細一覧が大活躍

  • 多拠点の公共料金処理を本部で一本化、営業店の経費の処理業務をほぼゼロまで削減
  • 請求書一本化によるペーパーレス化と支払事務の削減で、業務効率化と事務コストの削減
  • 時系列でみられる光熱費の明細一覧により、対外的な報告書等資料作りの負荷の軽減
  • グループ会社の収益増に貢献。グループが目指すパーパスやSDGsへの取り組みにも寄与

2020年の春にGi通信およびOneVoice公共を導入し、6月から本格的な運用がスタートした。森山氏は導入効果について、次のように語る。「狙い通り、営業店から煩わしい作業を無くすことができました。請求書を一本化することで削減された時間や労力を、本来の営業活動に投じられる環境になりました。また、ペーパーレス化により事務的なコスト削減も実現しています」。

また、久保山氏は各拠点の利用状況を、ポータルサイトでいつでも確認できること、拠点別の利用一覧を時系列で追えることを高く評価する。「前年度との比較や、電気料金が急激に上昇するなど大きな変化があった際の検証に役立っています。従来は証憑や伝票などの紙を、1枚1枚確認する必要がありましたが、今はポータルサイトへのアクセスですぐに解決します。一覧はExcelで加工できるので、さまざまな資料作りがとても楽になりました。CO₂排出量についても、エネルギー使用量が分かるので、官公庁への報告書作成にも大変助かっています」(久保山氏)。

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「OneVoice公共」は毎月発生する水道・電気・ガスのバラバラ届く請求書を、月1枚の請求書にまとめてお届けするBPOサービスです。経理・総務部門の担当者の面倒な請求書処理業務を削減し、業務の効率化を実現します。請求書のデータ化によりペーパレス化・DX化を推進頂けます。

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